14/03/2021

春、到来! 





ここ南ドイツでも、ようやく野山や庭木に春の到来を感じるようになりました。

まず最初にSchneeglöckchen(スノードロップ)、Primel(プリムラ)が地面から顔を出して地面に色を添え、Goldglöckchen(れんぎょう)、Weidenkätzchen(ねこやなぎ。ドイツ語でも「柳の子猫」の意味)の木が黄色い花を咲かせています。ミツバチたちも忙しそうに飛び回っています。時折、強く暖かい南風が吹き、遠くサハラからアルプスを越えて茶色い砂を運んできます。しかしそれもつかの間、ここ数日は再び寒さが戻って雪がちらつくなど、冬と春と往復する日々で、季節の変わり目を感じさせます。

コロナの影響で、この冬の間は長くロックダウンが続いていましたが、明日月曜日から学校が通常通り再開します。一部のお店も今週末から再開して、少しづつですが元の暮らしが戻ってきました。長かった冬が、やっと終わりを迎えそうです。

私たちイチモクの活動も、ずっと会場に使ってきたEkizに集まれなくなったので、この間は毎月1回、インターネットで顔を合わせながら活動を継続してきました。会場の都合もあって、毎月第一木曜日に集まってきたので「イチモク」と呼んできたのですが、インターネット会議なんだからと日時もフレキシブルに対応。日本に戻った友人たちも再び参加できるようにと、休日のお昼(日本時間では夜)に開催し、お互いに元気な姿を確認しながら茶話会してきました。

ドイツと日本。遠く離れていても、お互いをすごく近くに感じることができて、とても良かったです。情報交換を通して、周りの状況の違いから見えてくるものも多く、良いこと悪いこと、戸惑いや違和感、苦労話や嬉しい話など、さまざまに募る思いを共有し合うことができました。また、今年はこんなことをしたい、あの映画の上映会ができないかな、あそこに見学に行ってみたい、など次の企画話もたくさんできました。

“イチモクの会”が、シュトゥットガルトに暮らす日本人の交流の場所であると共に、ドイツと日本のささやかな橋渡しなれたら素敵でしょうね。以前のように膝を交えて話しに花を咲かせられる日も、そう遠くはないかもしれません。(A.K)


  早くも3月になりました。 もうベアラオホ(行者ニンニク)が見られ、美味しい季節が近づいています! 今月のイチモクの予定をご覧ください。 ★ イチモク EkiZ イチモク EkiZ では、「環境に優しい エコな暮らし」をテーマに毎月一度の集まりを開いています。 2011年3月1...