20/10/2021

ドイツから一票!【第49回衆議院議員総選挙の在外投票に関するお知らせ】

10月19日に衆議院選挙が公示されました。
★領事館で投票出来る投票期間は  20日(水)から24日(日)までです
投票終了日は在外公館によって異なります。在外公館投票を実施する各在外公館の投票期 一覧は以下のリンクをご参照ください。
                           https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/ov/page3_000718.html
◇投票場所:在ミュンヘン日本国総領事館の投票記載場所は次のとおりです。
    在ミュンヘン日本国総領事館 領事待合室
    住所:Karl-Scharnagl-Ring7, 80539 München, Germany
    ※インターフォンを押される際、「在外投票のために来館した」旨をお伝えください。
    ※予約の必要はありません。
投票時間午前9時30分~午後5時 (在ミュンヘン日本国総領事館)
    投票時間は在外公館によって異なります。在外公館投票を実施する各在外公館の投票時間一覧は以下のリンクをご参照ください。
                                          https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/ov/page3_000718.html

◇ 持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)パスポート等の身分証明書
                    
◇お問い合わせ: 在ミュンヘン日本国総領事館
                                 メール:ryoji@mu.mofa.go.jp
                                 電話:089-4176040
                                 FAX:089-4705710
                               
郵便等投票 で投票する方へ 
   10月31日(日)の投票所閉鎖時刻(原則午後8時)までに投票所に届くよう、郵便等の事情をご確認の上、送付してください。


★日本国内における投票  
    一時帰国した場合や、帰国後、国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後  3か月間)は、在外選挙人証を提示して、下記(1)~(3)のいずれかの方法で投票できます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】
        (1)期日前投票
                   登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。
        (2)不在者投票
                   登録地以外の市区町村における投票。
【国内投票日当日】
        (3)投票所における投票
                   登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

         日本国内における投票の詳細については、登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。

★   今回の選挙に関する詳しい情報は以下のサイトで見ることが出来ます。

・ 気候・エネルギー政策:各政党の衆院選「選挙公約」比較( 原子力市民委員会より)             http://ato4nen.com/manifest-comparison/

衆議院議員総選挙特設サイト
                                         https://www.soumu.go.jp/2021senkyo/index.html

・選挙に関する詳しい説明:https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/shuin2021-system/

・NHK のサイト:https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/ 

★ 注意事項
(1)衆議院の小選挙区の区割り変更
           各選挙人が投票する衆議院の小選挙区は、在外選挙人証の表面に記載されていますが、平成29年7月に区割り改定が行われたことにより、変更が生じている場合もありますので、あらかじめ各選挙人においてご確認ください。

                ※衆議院小選挙区の区割りの改訂等は、以下の総務省ホームページをご覧ください。
                       https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/senkyo/shu_kuwari/shu_kuwari_3.html

(2)「郵便等投票」から「在外公館投票」への変更
               市区町村選挙管理委員会から郵便等投票用の投票用紙類の交付を受けた方が、「在 外公館投票」へ変更を希望する場合には、在外選挙人証及び旅券等身分証明書(原本)に加え、交付を受けた一式書類(投票用紙、内封筒、外封筒の3点)を全て持参してください(一つでも欠けると「在外公館投票」への変更はできません)。

★ 新型コロナウイルスに関する最新情報については、以下の在ドイツ日本国大使館ホームページをご覧ください。
                         https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html


19/10/2021

【活動報告】第29回「イチモクの会」定例会@Skype 開催のお知らせ

日時1031日(日)13001500 / 日本時間 21002300

内容「災害時に私たちを守ってくれる政党は?」

災害大国である日本では災害時の備えの重要性は当たり前のこととして家庭でも社会でも説かれてきました。備えといえばまず防災リュック、避難場所の確認の事などが思い浮かびますが、きちんとした目をもって政党を選ぶことも備えの一つになるのではないでしょうか。今月の定例会で皆さんと一緒に考えてみたいと思います。


詳細

総選挙を経て、クリスマスまでは、まだまだ揺れ動き続けると言われているドイツの政治情勢。政治家本人よりも政党で選ばれる日本の選挙とは異なり、ドイツでは政治家本人で選ばれているものの、逆に政党が政治家の足を引っ張るなど、日本とは政治状況も風土も全く異なります。

まずは、長年ドイツで暮らしてこられた なおこさんから、継続してウォチングしてきたドイツの政治状況についてお話しをうかがいます。そして「私たちの暮らしと、いのちを守る」という目線から、ドイツと日本の政治と選挙について、日頃から感じていることなどを気軽に話し合ってみようと思います。


会場:Skypeを使ったオンライン開催

 

参加方法https://join.skype.com/AlCjOYI0vfmL 

上記アドレスにアクセスして下さい。どなたでもご自由にご参加できます


*皆さんのご参加をお待ちしてます。 













03/10/2021

【活動報告】第28回 イチモクの会 9月定例会報告

日 時:9/26() 14:0016:00

テーマ:映画「選挙」を観た感想 http://www.laboratoryx.us/campaignjp/

     *事前にamazon prime videoなどで視聴。

会 場:Skype

主な流れ:

前半は、一人づつ映画の感想を話した。ドキュメンタリー作品ならではの生々しいやりとりから感じた違和感がいくつも挙げられ、共通するキイワードが浮かび上がった。

後半は、自民党総裁選挙や、本日のドイツ総選挙の行方など、選挙に関する雑談が交わされた。


次回予定日:1024日(日)14:00~16:00


———


<映画から浮かび上がったキイワードと、主な発言録>


「選挙制度がおかしい」

・帰国時に中学の友人が立候補した市長選挙に遭遇。朝7時にもかかわらず大きな音を流していて、ドイツでは考えられないと思った。

・映画を観て、選挙運動は誰もハッピーじゃないと思った。選挙制度がおかしい。

名前だけ連呼する選挙カーはうるさいだけで必要なのか? 以前、危篤の人がいて、選挙カーにうるさいので静かにしてと言った。

・最高裁判所裁判官への(信任)投票があるが、ドイツ(在外投票)では選べない。裁判官の情報がないし、あっても個人のジャーナリストの有料ブログだったりする。


「対話しない候補者」

・選挙期間中は議員と直接対話できるので、街頭演説に出掛けることにしている。それを現在住んでいる千葉で、自民党候補者にしたところ、秘書から止められ、話ができなかった。政治家が市民との対話を拒絶する理由が理解できない。

・日本とは異なり、ドイツでは話を聞きたい人が後援会を作る。


「男尊女卑」

・映画では、奥さんが仕事を辞めなくてはならず、男尊女卑で理不尽。

・家内に「お」をつけるだけで「おっかない」になり、演説会で笑いを取れる。そんな理由で妻を「家内」と呼ばせるシーンに、男尊女卑を感じた。

・(日本の地元の)町内会の宴の席では、必ず女性が配膳する。女性が男性と同じように何もせずただ座っていようとするものなら、男性からではなく年配の女性から怒られる。こうやって次の世代へと、男尊女卑は習慣として受け継がれているように思う。

・未だに、男性は上座、女性は下座。


「古い価値観」

2005年公開の映画だったが、もっと昔の話に思えた。なぜ古いと思ったのか? 服装もそうだが、話されている内容がとても古い価値観を基にしていたからだと思った。最近の選挙も大して変わらないのでは? 地元で先日あった横浜市長選挙では、なぜ自民候補が落ちたのか? 投票率約50%、投票所は長蛇の列で、いつもの時に比べて関心が持たれていた。

・新興住宅地などの新住民や若い世代が多く投票したからでは。それをきっかけに菅退陣につながった(国政を動かした)。

・何代も続いている家などでは、(古い価値観は)特に変わることはないだろう。社会の成長に暮らしの中の成長がくっついていないと感じる。

・山本太郎、立花孝志は、全く違っていたから、叩かれ潰そうという力が働いている。


「挨拶回り」

・映画の中での支持者への挨拶回りを観て、昔先夫の義理の母親の買い物に付き合わされ、「うちの嫁です」と紹介され連れ回されたことを思い出した。

・以前住んでいた田舎で、自民党女性議員候補が人が集まるところに出かけて行き、お茶汲みして回るだけで、マニフェストは一切なかった。政策など中身は全く必要とされていない。


「立候補者に求められるものとは?」

・選挙って何なのか? どうして映画の主人公は、縁もゆかりもなかった川崎の選挙に出馬したのか? 映画では、政治の素人なのに、ただ単に東大卒だっただけで、自民党が見つけてきて組織を使って当選させて、自民党の議席を確保する姿が描かれていた。私たちは肩書きで選びがちではないか。その人がどんな活動をしてきたのかを見極める必要があると思う。

・映画では主人公に常に張り付いて指図していた山際さんが印象的だった。彼は主人公には高圧的な態度だが、支持者の前ではペコペコし、その場に応じてカメレオンのように言うことや態度が変わる。東大卒の獣医で博士で、全く政治とは関係ないのに議員をやっている。

・東大卒だということが大きな理由で、勝った主人公。その人に投票した川崎市民の人たち。40年住み続けて選挙に立候補したが負けた女性候補者。肩書に弱いのは日本人の特徴だろうか? 代々続く家業や寺など、それが足かせとなって苦境に立たされた人々のドキュメンタリーと重なって、深く考えさせられた。組織内の上下関係が体育系、と話す主人公と、実際に元オリンピック選手の政治家から励まされていた場面が笑えた。


「勝ち馬に乗る(寄らば大樹の陰、長いものに巻かれる)」

・なぜ自民党支配が続くのか? 自民党王国の富山では、勝ち馬に乗る(寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろ)という心理が常に働いている。政治的に常に権力の側に立つことで、優位な立場を保とうとする。何が正しいかではなく、体制側が唱えることを鵜呑みにして、決して異議は唱えず従い続ける。そうすれば万事うまく行く。そんな心理が自民党を支え続けていると思う。


「ドキュメンタリーの持つ力」

・以前(2017年)、自民党の富山市議会議員が汚職で大量に辞職する事件があって映画化(題名「はりぼて」)されていたが、それを報道した富山のテレビ局職員は左遷され辞職したことがあった。

・全国的に話題になった事件で、自民党議員を総入れ替えする規模(12人が辞職)の大騒動に発展した。しかし、辞職出直し選挙をしても自民党は議席を守った(選挙前より1議席増やして過半数を維持)。仕組みは揺るがないまま、何十年も続いているし、戦後から未だずっと続いているのかもしれない。

(参考:https://www.nippon.com/ja/currents/d00369/?pnum=1 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/638260/

・映画「選挙」は、毎回国政選挙があるたびに多くの人に観られるといい。選挙前にインターネットで期間限定無料配信されたら嬉しい。描かれている構図は、今も、そして今後も変わらずに続く構図だと思うし、多くの人が知るべきだ。


「教育の重要性」

・個を重んじ、一人一人が自分の意見を持って自律できるように教育するドイツ。和を重んじ、集団からはみ出さないように教育する日本。その違いが選挙での投票にも表れているのではないだろうか。

・(全体主義から再出発した)同じ敗戦国でありながら、政治状況が180度異なっている原因は、教育にあるのかもしれない。金髪の若者も、就職活動では再び黒く染め直して、再び社会の枠の中に自らはまっていく。親戚付き合いの中にも(押し付けが)ある。家庭の中のあり方こそ大事だと思う。


「組織票による当選を変えるには」

・映画の中では主人公が勝ったが、それは個人への票ではなく、自民党への組織票で当選した。地縁や古いしがらみに縛られない新興住宅地では、政策本位での投票が可能だと思う。投票に行かない新興住宅地の人が、投票に行くことでしか変わらないのかもしれない。

・(今の古い価値観は)若い世代に交代し、いずれ変わると思う。子どものことを考えると、選挙に関心を持つようになる。(本人補足:私の世代(30代)、特に子どもを持つ親たちは、必然的に市の政策や国政に関心を持つことになります。がそれが実際の選挙と結びつかない。そして選挙は立候補者という人に自分の選択を落とし込まないといけないところに難しさがあります。最低限、各政党の政策や主張、歴史を理解しておきたいですが、それも自分から取りに行かないと自然と耳には入ってこない。もっと大人たちがオープンにフランクに政治について語る場を持って、それを横で子供達が見て育っていく。それが理想です。)

・男性の時代が終わりに近づいていると思う。これまでは女性は稼いでこなかった(ので男性に従属せざるを得なかった)が、今では男性より稼いでいる女性も増えている。意識が変わってきている。

・多数派が意識を変えて行くきっかけが大切。緑の党のルーツには(有名BIOブランドの)ラプンツェルがある。(それもあって政策に生活者目線が生かされ、生活者からの支持を集めて、緑の党は始まった。)生協や生活クラブの活動を通じて、日本でもきっかけが生まれるかもしれない。

・生活クラブの集まりで、政治のことを話す機会は目にしていない。

・生活クラブの政治部門(註:生活クラブ生協連合会の代理人運動部門)である東京・生活者ネットワークは、(1985年より)都議会に議席を持っている。国政でも生活者目線での政治の受け皿が必要だと思う。


  早くも3月になりました。 もうベアラオホ(行者ニンニク)が見られ、美味しい季節が近づいています! 今月のイチモクの予定をご覧ください。 ★ イチモク EkiZ イチモク EkiZ では、「環境に優しい エコな暮らし」をテーマに毎月一度の集まりを開いています。 2011年3月1...