29/01/2024

2024年も よろしくお願いいたします。


明けて早々に起こった能登半島地震に、多くの皆さんが固唾を呑んで祈られたことと思います。                                          今回の地震で亡くなられた方々へ、心からお悔やみ申し上げます。               今もなお避難生活をされている方々へ お見舞い申し上げます。

4mの地上の隆起、私たちの力の遥かに及ばぬ自然の力。 私たち人間が、これまで生かされてきたことが 奇跡にすら思えてきます。

不幸中の幸いで、志賀原発は2011年以来止まっていたようです。12年停止されていた原発には、今尚 冷却する必要のある、2672 体の使用済み燃料があります。詳しい情報として参考にしてください。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240122/k10014329711000.html

志賀原発は再稼働を申請していました。

昨年行われた志賀町議会議員選挙でしたが、選挙前に北陸中日新聞がアンケートを行っていました。12人の議員を選ぶ選挙に立候補した14人のうち、11人が「再稼働に賛成」との立場を示し、重大な事故への懸念を示した上で「廃炉にすべき」と回答したのは2人でした。 https://www.chunichi.co.jp/article/676389

投票率は68%。

アンケートからわかることは、町としては、再稼働に向けて考えていたという事でしょう。事故前までは。

志賀町でも、原発を廃炉にして欲しいと願う市民グループがありました。約190名の金沢弁護士会の皆さん、熱心に集会を開いている、約80人の市民の方々がいらっしゃると聞いています。

今回の震災で、日本での原発が現実を無視した、途方もない考えなのだと、更に多くの方々が考えられたことでしょう。原発を廃炉にする働きが、その達成へと導かれますように。

シュトゥットガルト近郊にあるネッカーヴェストハイム原発は昨年停止されました。 そのことで、最悪は避けられた、と多くの方々が思っていると思います。冷却水、使用済み燃料のことを考えれば、この先何世代と受け継がれていく危険な地域と呼ばなければならない場所で、決して安全とは言えないのです。今回の災害を他人事とせずに、自分たちに置き換えて考えてみなければならない問題です。

今年は3月10日(日)に、ネッカーヴェストハイムの原子力発電所前で、集会が開かれます。 原子力のない世界を望む、市民の集まりです。

今年も一年間、ドイツ・シュトゥットガルトから、母国日本の原発が止まることへと続く道を、そして私たちの住む地球が元気になるような私たちの暮らし方を まじめに楽しく考えます。 

ひとりでも出来る事を 少しづつ輪を広げて 楽しい集まりとなりますように。


イチモクの会


毎日の暮らしの中から、1%だけでも社会へ目を向けてみよう。

1%のボランティア。

1か月に2時間。

私たちの暮らしから社会をかえてみたいと願う、仲間の集まり。

楽しく、まじめに。


今年も どうぞよろしくお願いいたします。


※イチモクの会では、現地での集まりとオンラインでの集まりを 毎月企画しています。

会費はなく、いつからでも参加していただけます。

メーリングリストのみの登録もできます。

お問い合わせ: mail.ichimoku@gmail.com

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